複利とは「利息が利息を生む」こと
100万円 × 1.05 × 1.05 … = 雪だるま式
100万円を年5%で運用すると1年後は105万円。2年目はこの105万円に5%がつくため110万2,500円になり、元本の100万円だけに利息がつく場合より2,500円多くなります。この差は小さく見えますが、20年、30年と続くほど大きく開いていきます。
くらし・お金
毎月の積立額・想定利回り・期間を入れるだけで、複利で増えていく資産額の目安と運用益、NISAの枠におさまるかどうかがすぐにわかります。
これから積立投資を始める方、毎月3万円を20年続けたらいくらになるか知りたい方向けです。入力内容はお使いのブラウザ内でのみ計算され、サーバーには送信されません。
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20年後の資産額の目安
—万円
—
うち運用益 —
| 元本合計 | — |
|---|---|
| 運用益 | — |
| 税金(運用益 × 20.315%)最終時点で一括課税として簡略化 | — |
| 最終的な資産額 | — |
| 想定利回り | 資産額 | 運用益 |
|---|
| 経過 | 元本累計 | 資産額 | 運用益 |
|---|
知っておきたい
積立投資で資産が増えていく理由は「複利」にあります。運用で得た利益を再び投資に回すことで、利益がさらに利益を生み、時間がたつほど増え方が加速していきます。ここでは、シミュレーターが使っている考え方を3つに分けて説明します。
100万円 × 1.05 × 1.05 … = 雪だるま式
100万円を年5%で運用すると1年後は105万円。2年目はこの105万円に5%がつくため110万2,500円になり、元本の100万円だけに利息がつく場合より2,500円多くなります。この差は小さく見えますが、20年、30年と続くほど大きく開いていきます。
単利:元本 × (1 + 年利 × 年数)
単利は元本にしか利息がつかないため、資産は直線的にしか増えません。100万円を年5%で30年運用した場合、単利では250万円ですが、複利では約432万円になります。積立投資でも同じで、早く始めて長く続けた分だけ、後半の伸びが大きくなります。
時間 × 継続 × 分散でリスクをならす
毎月一定額を買い続けると、価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、平均購入単価がならされます(ドルコスト平均法)。投資先を分散し、長い時間をかけることで、短期的な値動きの影響を小さくしていく考え方です。
資産額 = 毎月の積立額 × {(1 + r)n − 1} ÷ r + 初期投資額 × (1 + r)n
r は月あたりの利回り(年率 ÷ 12。信託報酬を差し引いた実質値)、n は積立回数(年数 × 12)です。本シミュレーターは毎月末に積み立てて月ごとに複利計算する前提で、ボーナス月の追加積立や年間増額率がある場合は、この式のかわりに1か月ずつ資産を積み上げる方法で計算しています(増額・ボーナスがない場合は上の式と一致します)。目標額からの逆算は、この式を毎月の積立額について解いたものです。
ざっくり確認
非課税・信託報酬0%・増額なしで計算した概算です。
| 毎月の積立額 | 10年後 | 20年後 | 30年後 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 元本 | 年3% | 年5% | 元本 | 年3% | 年5% | 元本 | 年3% | 年5% | |
※ 金額は万円未満を四捨五入した目安です。毎月末に積み立て、月ごとに複利で計算しています。利回りは一定と仮定していますが、実際の運用成績は年ごとに大きく変動し、元本を下回る期間もあります。ご自身の条件では、上のシミュレーターでご確認ください。
前提を知る
シミュレーションの結果は「入力した利回りが毎年一定で続いたら」という仮定の上に成り立っています。数字をうのみにせず、前提を理解したうえで幅をもって受け止めることが大切です。
元本割れの可能性を前提に考える
全世界株式や米国株式のインデックスは、過去の長い期間をならすと年数%程度のリターンだったとされることが多く、本ツールの初期値もそれを参考に年5%としています。ただし、これはあくまで長期平均です。実際には、1年で30%以上下落した年もあれば、20%以上上昇した年もあり、毎年きれいに5%ずつ増えることはありません。
とくに積立を始めて数年は元本が小さいため、値動きの影響を実感しにくい一方、資産が大きくなった後半に大きな下落が来ると、金額としての目減りは大きくなります。将来の利回りは誰にも予測できず、期間によっては元本を下回ることもあります。3%・5%・7%と複数の利回りで試算し、「悪いケースでも生活に支障がないか」を確かめておきましょう。
制度の枠組みを知っておく
本シミュレーターの「新NISAの枠の判定」は、年間の積立額がこれらの上限に収まるか、生涯枠1,800万円に何年目で達するかを機械的に判定するものです。制度の詳細や最新情報は金融庁の案内でご確認ください。
本ページは制度や計算の仕組みを説明するもので、特定の金融商品や投資先をおすすめするものではありません。NISA口座の開設先や商品選びは、ご自身の判断で、必要に応じてファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。
差がつくポイント
利回りは自分で選べませんが、コストと積立額は自分で決められます。この2つが長期でどれくらい結果を左右するのか、シミュレーターと同じ計算で確かめてみましょう。
毎月3万円・年5%・20年で比較
信託報酬は投資信託を保有している間、毎日少しずつ資産から差し引かれるコストです。年率で見ると小さな数字ですが、複利で増えるはずだった部分にもかかり続けるため、長期では無視できない差になります。
毎月3万円を想定利回り年5%で20年積み立てた場合、信託報酬が年0.1%なら資産額は約—万円、年1.0%なら約—万円で、その差は約—万円になります。同じ指数に連動するインデックスファンドでも信託報酬には差があるため、商品を選ぶときは必ず確認したい項目です。
月5,000円の上乗せと、毎年の増額
最終的な資産額は積立額にほぼ比例します。毎月3万円を3万5,000円に増やすと(年5%・20年)、元本の増加は120万円ですが、資産額は約—万円から約—万円へ、約—万円増える試算です。
最初から大きな額を積むのが難しければ、昇給や子どもの独立などのタイミングで増やしていく方法もあります。毎月3万円から始めて毎年3%ずつ増額すると、20年後の資産額は約—万円と、増額なしより約—万円多くなります。「積立額の年間増額率」に数字を入れて、ご自身の計画で試してみてください。
今からでも
「もう遅いのでは」と感じる方も多いですが、65歳までに10〜20年あれば複利の効果は十分に働きます。ただし、若い世代とは前提が違うため、いくつか意識しておきたい点があります。
生活防衛資金を先に確保する
使う時期が近いほど、値動きの影響が大きい
使う前に
決まった正解はありませんが、全世界株式や米国株式のインデックスの長期的な平均リターンとして年3〜7%程度が目安として語られることが多く、本ツールの初期値は年5%にしています。ただし過去の平均であって将来を保証するものではなく、年ごとには大きく上下します。3%と5%の両方で試算し、幅をもって受け止めるのがおすすめです。
積立をやめても、それまでに積み立てた資産はそのまま運用が続きます(元本割れの可能性も続きます)。本ツールでは途中停止は扱っていませんが、「積立期間」を短くして計算すると、その時点までの資産額の目安がわかります。家計が苦しいときは、無理に続けるより金額を減らして続ける選択肢もあります。
理論上は、右肩上がりの相場を前提にすると早く投資したほうが運用期間が長くなるため一括投資が有利になりやすい一方、直後に下落すると大きな含み損を抱えます。積立投資は購入時期を分散するため高値づかみのリスクをならせますが、上昇相場では一括に劣ります。まとまった資金があれば「初期投資額」に入れて、両方の結果を比べてみてください。
元本は3万円×12か月×20年で720万円です。年5%で運用できた場合の試算では約1,233万円、年3%なら約985万円、年1%なら約797万円が目安になります(非課税・手数料0%の場合)。利回りしだいで大きく変わるため、幅をもって考えることが大切です。
課税口座では運用益に20.315%の税金がかかります。たとえば運用益が500万円なら約102万円が差し引かれる計算です。NISA口座(非課税)ならこの分がそのまま手元に残ります。本ツールでは簡略化のため最終時点で一括課税していますが、実際は売却や分配金の受け取りのたびに課税されます。
積立額と最終資産額はほぼ比例します。毎月3万円を3万5,000円に増やすと(年5%・20年)、元本は120万円増え、資産額は約205万円増える試算です。また昇給に合わせて毎年2〜3%ずつ増やしていく方法も効果的で、「積立額の年間増額率」に入れて確かめられます。
本シミュレーターは、入力された利回りが一定で続くと仮定し、毎月末の積立・月次複利で将来の資産額の概算を行う教育目的の計算機です。2026年時点の新NISA制度(つみたて投資枠 年120万円・成長投資枠 年240万円・生涯1,800万円)と、譲渡益・分配金に対する税率20.315%を前提にしています。課税は最終時点での一括計算、手数料は信託報酬のみ、目標額からの逆算はボーナス積立・増額なしの前提など、多くの点を簡略化しています。計算結果は参考情報であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
本サイトは金融商品取引業者ではなく、本ページの内容は投資助言・勧誘や特定の金融商品の推奨にあたるものではありません。投資には元本割れのリスクがあり、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。制度や税率は改正されることがあります。最新の情報は金融庁・国税庁の案内や、ファイナンシャルプランナー・税理士などの専門家にご確認ください。本サイトの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。
最終更新日:2026年9月19日