くらし・お金

つみたて複利シミュレーター毎月の積立が将来いくらになるか計算

毎月の積立額・想定利回り・期間を入れるだけで、複利で増えていく資産額の目安と運用益、NISAの枠におさまるかどうかがすぐにわかります。

これから積立投資を始める方、毎月3万円を20年続けたらいくらになるか知りたい方向けです。入力内容はお使いのブラウザ内でのみ計算され、サーバーには送信されません。

まずは、ここから。

積立シミュレーションをする

入力すると、結果が自動で更新されます。

基本の条件

まずはこの3つだけで試算できます。

毎月、同じ金額を買い付けていく前提です。「目標額から逆算」モードでは、この欄のかわりに必要な月額を計算します。

%

将来の利回りは誰にもわかりません。株式インデックスの長期平均として語られる年3〜7%程度を参考に、控えめな数字も試してみてください。

1〜50年。「65歳 − 今の年齢」など、使う予定の時期から逆算すると決めやすくなります。

くわしく計算する(任意)
計算モード

6か月目と12か月目に、毎月の積立に上乗せする金額です(1回あたり)。

%/年

昇給に合わせて毎年積立額を増やす場合に。たとえば3%なら、毎月3万円は2年目に30,900円、3年目に31,827円になります。

課税の扱い

課税口座は、簡略化のため最終時点の運用益に対して一括で20.315%を差し引きます。

%

投資信託の保有コストです。想定利回りから差し引いて計算します。低コストのインデックスファンドは年0.1%前後、アクティブファンドは年1%を超えるものもあります。

計算結果を見る ↓

20年後の資産額の目安

万円

うち運用益

元本資産額
元本合計
運用益
最終的な資産額

利回り別の比較(同じ条件)

想定利回り資産額運用益

新NISAの枠の判定

72の法則

年ごとの推移を見る
経過元本累計資産額運用益

早見表を見る

知っておきたい

複利の仕組みと積立の計算式

積立投資で資産が増えていく理由は「複利」にあります。運用で得た利益を再び投資に回すことで、利益がさらに利益を生み、時間がたつほど増え方が加速していきます。ここでは、シミュレーターが使っている考え方を3つに分けて説明します。

複利とは「利息が利息を生む」こと

100万円 × 1.05 × 1.05 … = 雪だるま式

100万円を年5%で運用すると1年後は105万円。2年目はこの105万円に5%がつくため110万2,500円になり、元本の100万円だけに利息がつく場合より2,500円多くなります。この差は小さく見えますが、20年、30年と続くほど大きく開いていきます。

単利との差は、時間とともに広がる

単利:元本 × (1 + 年利 × 年数)

単利は元本にしか利息がつかないため、資産は直線的にしか増えません。100万円を年5%で30年運用した場合、単利では250万円ですが、複利では約432万円になります。積立投資でも同じで、早く始めて長く続けた分だけ、後半の伸びが大きくなります。

「長期・積立・分散」が基本

時間 × 継続 × 分散でリスクをならす

毎月一定額を買い続けると、価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、平均購入単価がならされます(ドルコスト平均法)。投資先を分散し、長い時間をかけることで、短期的な値動きの影響を小さくしていく考え方です。

将来の資産額(FV)の計算式

資産額 = 毎月の積立額 × {(1 + r)n − 1} ÷ r + 初期投資額 × (1 + r)n

r は月あたりの利回り(年率 ÷ 12。信託報酬を差し引いた実質値)、n は積立回数(年数 × 12)です。本シミュレーターは毎月末に積み立てて月ごとに複利計算する前提で、ボーナス月の追加積立や年間増額率がある場合は、この式のかわりに1か月ずつ資産を積み上げる方法で計算しています(増額・ボーナスがない場合は上の式と一致します)。目標額からの逆算は、この式を毎月の積立額について解いたものです。

ざっくり確認

毎月の積立額・期間・利回り別の早見表

非課税・信託報酬0%・増額なしで計算した概算です。

毎月の積立額 10年後 20年後 30年後
元本年3%年5% 元本年3%年5% 元本年3%年5%

※ 金額は万円未満を四捨五入した目安です。毎月末に積み立て、月ごとに複利で計算しています。利回りは一定と仮定していますが、実際の運用成績は年ごとに大きく変動し、元本を下回る期間もあります。ご自身の条件では、上のシミュレーターでご確認ください。

前提を知る

想定利回りの現実と、新NISAの基本

シミュレーションの結果は「入力した利回りが毎年一定で続いたら」という仮定の上に成り立っています。数字をうのみにせず、前提を理解したうえで幅をもって受け止めることが大切です。

利回りは「平均」であって「約束」ではない

元本割れの可能性を前提に考える

全世界株式や米国株式のインデックスは、過去の長い期間をならすと年数%程度のリターンだったとされることが多く、本ツールの初期値もそれを参考に年5%としています。ただし、これはあくまで長期平均です。実際には、1年で30%以上下落した年もあれば、20%以上上昇した年もあり、毎年きれいに5%ずつ増えることはありません。

とくに積立を始めて数年は元本が小さいため、値動きの影響を実感しにくい一方、資産が大きくなった後半に大きな下落が来ると、金額としての目減りは大きくなります。将来の利回りは誰にも予測できず、期間によっては元本を下回ることもあります。3%・5%・7%と複数の利回りで試算し、「悪いケースでも生活に支障がないか」を確かめておきましょう。

新NISA(2024年〜)の概要

制度の枠組みを知っておく

  • つみたて投資枠:年120万円(月10万円まで)。長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託が対象です。
  • 成長投資枠:年240万円。上場株式や幅広い投資信託が対象で、つみたて投資枠と併用すると年間合計360万円まで投資できます。
  • 生涯の非課税保有限度額:1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)。買付金額(簿価)で管理されます。
  • 非課税期間は無期限。旧制度のような「20年で終了」はありません。
  • 売却すると枠が翌年に復活。売却した分の簿価が翌年以降の枠として再利用できます。

本シミュレーターの「新NISAの枠の判定」は、年間の積立額がこれらの上限に収まるか、生涯枠1,800万円に何年目で達するかを機械的に判定するものです。制度の詳細や最新情報は金融庁の案内でご確認ください。

本ページは制度や計算の仕組みを説明するもので、特定の金融商品や投資先をおすすめするものではありません。NISA口座の開設先や商品選びは、ご自身の判断で、必要に応じてファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。

差がつくポイント

手数料(信託報酬)と増額の効果

利回りは自分で選べませんが、コストと積立額は自分で決められます。この2つが長期でどれくらい結果を左右するのか、シミュレーターと同じ計算で確かめてみましょう。

信託報酬0.1%と1.0%の差

毎月3万円・年5%・20年で比較

信託報酬は投資信託を保有している間、毎日少しずつ資産から差し引かれるコストです。年率で見ると小さな数字ですが、複利で増えるはずだった部分にもかかり続けるため、長期では無視できない差になります。

毎月3万円を想定利回り年5%で20年積み立てた場合、信託報酬が年0.1%なら資産額は約万円、年1.0%なら約万円で、その差は約万円になります。同じ指数に連動するインデックスファンドでも信託報酬には差があるため、商品を選ぶときは必ず確認したい項目です。

積立額を少し増やす効果

月5,000円の上乗せと、毎年の増額

最終的な資産額は積立額にほぼ比例します。毎月3万円を3万5,000円に増やすと(年5%・20年)、元本の増加は120万円ですが、資産額は約万円から約万円へ、約万円増える試算です。

最初から大きな額を積むのが難しければ、昇給や子どもの独立などのタイミングで増やしていく方法もあります。毎月3万円から始めて毎年3%ずつ増額すると、20年後の資産額は約万円と、増額なしより約万円多くなります。「積立額の年間増額率」に数字を入れて、ご自身の計画で試してみてください。

今からでも

40〜50代から積立を始めるときの考え方

「もう遅いのでは」と感じる方も多いですが、65歳までに10〜20年あれば複利の効果は十分に働きます。ただし、若い世代とは前提が違うため、いくつか意識しておきたい点があります。

期間が短い分、無理のない額で

生活防衛資金を先に確保する

  • 毎月3万円・年5%の試算では、20年で約万円、15年で約万円、10年で約万円が目安です。期間が半分になると資産額は半分以下になります。
  • だからといって積立額を無理に増やすと、下落局面で続けられなくなりがちです。まずは生活費の半年〜1年分を預貯金で確保し、そのうえで余裕資金を積み立てます。
  • 10年で1,000万円を目指す場合、年5%でも毎月約円が必要です。「目標額から逆算」モードで現実的な額かを確かめてみてください。

出口(取り崩し)を意識する

使う時期が近いほど、値動きの影響が大きい

  • 積立の終盤は資産額が最も大きく、そのタイミングで大きな下落が来ると回復を待つ時間が限られます。使う時期の数年前から、少しずつ値動きの小さい資産や預貯金に移していく考え方があります。
  • 一度に全額を取り崩す必要はありません。運用を続けながら毎月・毎年一定額を取り崩す方法もあり、新NISAは非課税期間が無期限のため、こうした使い方と相性がよい制度です。
  • 退職金や年金の受け取り方、住宅ローンの残高など、ご家庭全体の資金計画とあわせて考えることが大切です。迷ったら、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのも一つの方法です。

使う前に

シミュレーション結果を見るときの注意点

よくあるご質問

想定利回りは何%で計算すればよいですか?

決まった正解はありませんが、全世界株式や米国株式のインデックスの長期的な平均リターンとして年3〜7%程度が目安として語られることが多く、本ツールの初期値は年5%にしています。ただし過去の平均であって将来を保証するものではなく、年ごとには大きく上下します。3%と5%の両方で試算し、幅をもって受け止めるのがおすすめです。

途中で積立をやめたり、取り崩したりしたらどうなりますか?

積立をやめても、それまでに積み立てた資産はそのまま運用が続きます(元本割れの可能性も続きます)。本ツールでは途中停止は扱っていませんが、「積立期間」を短くして計算すると、その時点までの資産額の目安がわかります。家計が苦しいときは、無理に続けるより金額を減らして続ける選択肢もあります。

一括投資と積立投資はどちらが有利ですか?

理論上は、右肩上がりの相場を前提にすると早く投資したほうが運用期間が長くなるため一括投資が有利になりやすい一方、直後に下落すると大きな含み損を抱えます。積立投資は購入時期を分散するため高値づかみのリスクをならせますが、上昇相場では一括に劣ります。まとまった資金があれば「初期投資額」に入れて、両方の結果を比べてみてください。

毎月3万円を20年積み立てると、いくらになりますか?

元本は3万円×12か月×20年で720万円です。年5%で運用できた場合の試算では約1,233万円、年3%なら約985万円、年1%なら約797万円が目安になります(非課税・手数料0%の場合)。利回りしだいで大きく変わるため、幅をもって考えることが大切です。

NISA口座と課税口座では、結果はどれくらい違いますか?

課税口座では運用益に20.315%の税金がかかります。たとえば運用益が500万円なら約102万円が差し引かれる計算です。NISA口座(非課税)ならこの分がそのまま手元に残ります。本ツールでは簡略化のため最終時点で一括課税していますが、実際は売却や分配金の受け取りのたびに課税されます。

積立額を増やすと、どのくらい効果がありますか?

積立額と最終資産額はほぼ比例します。毎月3万円を3万5,000円に増やすと(年5%・20年)、元本は120万円増え、資産額は約205万円増える試算です。また昇給に合わせて毎年2〜3%ずつ増やしていく方法も効果的で、「積立額の年間増額率」に入れて確かめられます。

ご利用にあたって・免責事項

本シミュレーターは、入力された利回りが一定で続くと仮定し、毎月末の積立・月次複利で将来の資産額の概算を行う教育目的の計算機です。2026年時点の新NISA制度(つみたて投資枠 年120万円・成長投資枠 年240万円・生涯1,800万円)と、譲渡益・分配金に対する税率20.315%を前提にしています。課税は最終時点での一括計算、手数料は信託報酬のみ、目標額からの逆算はボーナス積立・増額なしの前提など、多くの点を簡略化しています。計算結果は参考情報であり、将来の運用成果を保証するものではありません。

本サイトは金融商品取引業者ではなく、本ページの内容は投資助言・勧誘や特定の金融商品の推奨にあたるものではありません。投資には元本割れのリスクがあり、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。制度や税率は改正されることがあります。最新の情報は金融庁・国税庁の案内や、ファイナンシャルプランナー・税理士などの専門家にご確認ください。本サイトの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。

最終更新日:2026年9月19日