くらし・お金

家電の電気代計算消費電力と使用時間から1か月の目安を試算

エアコン・冷蔵庫・電子レンジなど、家電を選ぶだけで1時間・1日・1か月・1年の電気代の目安がすぐにわかります。

消費電力(W)と使用時間、電気料金の単価は自由に書き換えられます。入力内容はお使いのブラウザ内でのみ計算され、サーバーには送信されません。

まずは、ここから。

家電の電気代を計算する

入力すると、結果が自動で更新されます。

家電と使い方

家電を選ぶと、一般的な消費電力と1日の使用時間が入ります。

数値は一般的な製品の平均的な値です。お手元の製品の消費電力がわかる場合は、下の欄を書き換えてください。

W

製品本体のラベルや取扱説明書の「消費電力」「定格消費電力」の値です。1kW=1,000Wです。エアコン・冷蔵庫は運転中に大きく変動するため、カタログの「期間消費電力量」「年間消費電力量」から逆算した平均値を入れると実態に近づきます。

時間

30分なら「0.5」、15分なら「0.25」と小数で入力します。つけっぱなしの家電は「24」です。

毎日使うなら30日、週末だけなら8日など。1年分は「使用日数×12」で計算します。

電気料金の単価

1kWhあたりの「電力量料金」の単価です。

円/kWh

31円は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価(税込・2022年7月改定)で、家電カタログの電気代表示にも使われています。実際の単価は契約プラン・使用量の段階・燃料費調整額・再エネ賦課金で変わります。検針票や電力会社のマイページで、電力量料金の合計÷使用量(kWh)を計算すると、ご家庭の実質的な単価がわかります。

複数の家電をまとめて計算する(任意)

最大8台まで追加できます。合計の電気代と、どの家電が何%を占めるかを結果カードに表示します。単価は上で入力した値を使います。

計算結果を見る ↓

1か月の電気代の目安

1日の使用を1時間減らすと、年間 の節約

1時間あたり
1日あたり入力した使用時間ぶん(1回の使用)
1年あたり使用日数×12か月
消費電力量1日 / 1か月
計算の内訳(式)を見る
1時間の消費電力量消費電力 ÷ 1,000
1日の消費電力量× 使用時間
1か月の消費電力量× 使用日数
1か月の電気代× 単価
単価が4円上がった場合の増加額例:31円→35円、年間

早見表を見る

知っておきたい

電気代の計算式と、電気料金の仕組み

家電の電気代は「どれだけの大きさの電気を、どれだけの時間使ったか」で決まります。難しい式ではありませんが、W(ワット)とkWh(キロワット時)の違いや、電気料金の内訳を知っておくと、検針票の数字と計算結果を結びつけて考えられるようになります。

消費電力(W)と消費電力量(kWh)の違い

kWh = W ÷ 1,000 × 使用時間

W(ワット)は、その瞬間に家電が使っている電気の「大きさ」です。kWh(キロワット時)は、それを時間で積み上げた電気の「量」で、1,000Wの家電を1時間使うと1kWhになります。電気料金は量であるkWhに単価をかけて決まるため、消費電力が大きくても短時間しか使わない電子レンジより、小さくても24時間動く冷蔵庫のほうが月の電気代は大きくなります。

電気料金の内訳

基本料金 + 電力量料金 ± 燃料費調整額 + 再エネ賦課金

毎月の請求額は4つの要素でできています。「基本料金」は契約アンペアなどで決まる固定費、「電力量料金」は使用量に単価をかけた部分で、従量電灯プランでは120kWh・300kWhを境に単価が上がる3段階制が一般的です。これに、燃料価格に応じて毎月変わる「燃料費調整額」と、国が年度ごとに定める「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が、いずれも使用量1kWhあたりの単価として加わります。本ツールの「単価」は、この3つを合わせた1kWhあたりの金額として考えると実態に近づきます。

定格消費電力と実際の差

年間消費電力量(kWh/年)× 単価 = 年間の電気代

ラベルに書かれた定格消費電力は、その家電が最大に近い状態で使う電気の大きさです。ドライヤーや電気ケトルのように運転中ほぼ一定の家電はそのまま計算できますが、エアコンや冷蔵庫はインバーター制御で運転の強さが常に変わるため、定格値×時間で計算すると多めに出ることがあります。これらの家電は、カタログや統一省エネラベルの「期間消費電力量」「年間消費電力量」に単価をかけるほうが確実です。本ツールのプリセットは、その年間値から逆算した平均的なWを使っています。

電気代の計算式

電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 電力量料金の単価(円/kWh)

たとえば1,200Wの電子レンジを15分(0.25時間)使うと、1.2kW × 0.25h = 0.3kWhで、単価31円なら約9.3円です。1日に使う時間と月の使用日数をかければ1か月分、それを12倍すれば1年分になります。本ツールでは、W・時間・日数・単価をそれぞれ 0〜10,000W、0〜24時間、0〜31日、0〜100円の範囲で計算し、1年分は「使用日数×12か月」として求めています。

入力例で確認:15分・1か月・年間消費電力量

以下は単価を31円/kWhと仮定した計算例です。製品の実測値やご家庭の請求額ではありません。基本料金は含まず、実際の契約単価に置き換えて比較してください。

1,200Wを15分使う場合

入力は「1,200W」「0.25時間」「1日」「31円」。1,200 ÷ 1,000 × 0.25 × 31 = 9.3円です。電子レンジでは「出力600W」ではなく、製品ラベルの「消費電力」を確認します。

100Wを毎日1時間使う場合

入力は「100W」「1時間」「30日」「31円」。1か月の電力量は0.1 × 1 × 30 = 3kWh、電気代は93円です。同じ消費電力で2時間なら186円。一定のWと単価で比べた場合の差です。

年間消費電力量が300kWhの場合

カタログに300kWh/年とある製品なら、300 × 31 = 年間9,300円、12で割ると月平均775円です。季節ごとの月額ではありません。年間値を使うときは、さらに24時間や365日をかけないでください。

自分の家電の条件で計算する ↑

ざっくり確認

主な家電の電気代早見表(1kWh=31円)

一般的な消費電力と使用時間で、上と同じ式で計算しています。

家電 消費電力
の目安
1時間あたり 1日の使用
時間の目安
1日あたり 1か月
(30日)
1年
(360日)

※消費電力・使用時間は一般的な製品・使い方の一例で、機種の大きさや設定、季節、部屋の断熱性能などによって大きく変わります。エアコン・冷蔵庫は年間消費電力量から逆算した平均値です。ご自身の家電では、上の計算ツールで消費電力と使用時間を書き換えてご確認ください。

今日からできる

家電別の節電のコツ

家庭の電気使用量の多くを占めるのは、エアコン・冷蔵庫・照明・給湯まわりです。消費電力そのものを減らす工夫と、使う時間を減らす工夫を組み合わせると、無理なく電気代を下げられます。効果の数値は資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」などで示されている一般的な目安です。

エアコン

夏・冬の電気代でいちばん大きな割合を占めます

  • 設定温度は冷房28℃・暖房20℃を目安に。冷房は設定を1℃高くすると約13%、暖房は1℃低くすると約10%の節電になるといわれています
  • フィルターは2週間〜1か月に1回掃除。目詰まりすると冷房で約4%、暖房で約6%むだが出ます
  • 風量は「自動運転」に。弱風で運転し続けるより、はじめに一気に温度を動かすほうが効率的です
  • サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると、設定温度を控えめにしても体感が変わります
  • 室外機のまわりに物を置かない、直射日光を避けるだけでも効率が上がります

冷蔵庫

24時間365日動く、家庭で2番目に大きな電力消費源です

  • 冷蔵室は詰め込みすぎず、冷気の通り道を残します(逆に冷凍室は詰めたほうが保冷効率が上がります)
  • 温度設定を「強」から「中」に変えるだけで、年間60kWh前後の削減になるという試算があります
  • 壁から離して置き、上や側面に放熱スペースをつくります
  • 扉の開閉回数と時間を減らし、熱いものは冷ましてから入れます
  • 製造から10年以上たった機種は、消費電力量が最近の機種の1.5倍前後のこともあります

照明・待機電力

小さな積み重ねが、年間では数千円の差になります

  • 60Wの白熱電球をLED電球(7〜8W程度)に替えると、消費電力は約85%減ります。点灯時間の長い場所から替えるのが効果的です
  • 蛍光灯のシーリングライトもLEDにすると2〜4割ほど下がる目安です
  • 待機電力は家庭の消費電力量の約5%。テレビ・レコーダー・給湯器リモコン・温水洗浄便座など常時通電の機器が中心です
  • 長期の不在時は主電源を切る、スイッチ付きタップを使う。ただし録画予約や時計がリセットされる機器には注意します

給湯・調理・その他

「熱をつくる家電」は消費電力が大きいのが特徴です

  • 温水洗浄便座は使わないときにフタを閉め、便座・洗浄水の温度設定を季節に合わせて下げます
  • 電気ケトルは必要な量だけ沸かします。1,250Wでも1回数分なら1〜2円ですが、毎回満水にすると差が積み重なります
  • 炊飯器の保温は長時間避け、まとめて炊いて冷凍・電子レンジで温めるほうが安くなることが多いです
  • 洗濯はまとめ洗いに。乾燥機能は消費電力が大きいため、天候のよい日は自然乾燥と併用します
  • 電気ストーブ・電気毛布・こたつは、部屋全体を暖める用途には向きません。エアコンと組み合わせて使い分けます

古い家電の買い替えの目安:冷蔵庫・エアコンは省エネ性能の進歩が大きく、10年以上前の機種と最近の機種では年間消費電力量が3〜4割ほど違うことがあります。統一省エネラベルの星の数と「年間消費電力量」「期間消費電力量」を比べると、購入価格と年間の電気代の差から何年で元が取れるかを見積もれます。家電の寿命の目安は冷蔵庫・エアコンで10〜15年程度といわれ、故障してから慌てて選ぶより、電気代が気になり始めた時点で候補を調べておくと納得のいく買い替えができます。

なぜ上がる?

季節で電気代が変わる理由と、単価の確認方法

冬と夏に電気代が上がる理由

「外気温と設定温度の差」が電気の量を決めます

電気代が1年でもっとも高くなるのは、多くの家庭で1〜2月です。暖房は外気温5℃の空気を20℃まで15℃も温めるのに対し、冷房は35℃を28℃まで7℃下げればよいため、同じエアコンでも冬のほうが多くの電気を使います。さらに冬は日照時間が短く照明の点灯時間が長い、水道水が冷たく給湯や食器洗い乾燥機の消費電力が増える、こたつ・電気毛布・電気ストーブなどの暖房器具を併用する、在宅時間が長いといった要因が重なります。

夏はエアコンに加えて、室温が上がることで冷蔵庫の負荷も増えます。逆に春と秋は冷暖房がほとんど不要なため、この時期の使用量が「家の基礎的な電気の量」の目安になります。冬のピークと春の使用量を比べると、冷暖房にどれだけ使っているかがわかります。

ご家庭の単価の確認方法

検針票・マイページの「電力量料金」欄を見ます

電力会社から届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」や、契約している電力会社のマイページ・アプリには、使用量(kWh)と、電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金の内訳が記載されています。3段階料金のプランでは、一般的な家庭の使用量である120〜300kWhの第2段階の単価が、平均的な単価にいちばん近い値です。

より実態に近い単価を知りたい場合は、基本料金を除いた「電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」の合計を、その月の使用量(kWh)で割ります。この値を本ツールの単価欄に入れると、家電ごとの電気代がご家庭の請求額と同じ基準でわかります。単価1円の差は、月300kWhを使う家庭で月300円・年3,600円の差になるため、新電力への切り替えやプラン変更を検討するときの比較にも役立ちます。

結果を読むときに

電気代を計算するときの注意点

よくあるご質問

電気代の1kWhはいくらですか?

全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価は1kWhあたり31円(税込・2022年7月改定)で、家電メーカーのカタログや本ツールの初期値にもこの値を使っています。実際の単価は電力会社や契約プラン、使用量の段階、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金によって変わり、近年は30〜40円程度になる家庭が多いようです。検針票やマイページで「電力量料金」の合計を使用量(kWh)で割ると、ご家庭の実質的な単価がわかります。

エアコンはつけっぱなしと、こまめに消すのはどちらが安いですか?

エアコンは運転開始直後に部屋の温度を目標まで動かすときに最も多くの電気を使い、安定してからは消費電力が大きく下がります。そのため30分〜1時間程度の短い外出なら、つけっぱなしのほうが安くなることが多いといわれています。一方で数時間以上の外出や、外気温と設定温度の差が小さい季節は、消したほうが有利です。本ツールの計算は平均的な消費電力を入力する前提のため、運転の仕方による差は「目安」としてとらえてください。

待機電力はどのくらいかかりますか?

資源エネルギー庁の調査では、家庭の消費電力量のうち待機時消費電力量が占める割合は約5%とされています。年間4,000kWhを使う家庭なら約200kWh、単価31円で年6,000円前後が目安です。内訳ではガス給湯器のリモコン、テレビやレコーダー、温水洗浄便座、Wi-Fiルーターなど常時通電している機器の割合が大きくなります。長期の不在時に主電源を切る、使わない機器のプラグを抜くといった対策で減らせますが、録画予約や設定が消える機器もあるためご注意ください。

冷蔵庫の電気代は年間いくらくらいですか?

冷蔵庫はカタログやラベルに「年間消費電力量(kWh/年)」が記載されているので、その値に単価をかけるのがいちばん確実です。たとえば年間消費電力量が300kWhなら、31円/kWhで年約9,300円、月にすると約775円です。400Lクラスの最近の機種はおおむね250〜300kWh/年程度ですが、10年以上前の機種では400〜500kWh/年を超えるものもあり、買い替えで年間数千円の差が出ることがあります。本ツールの冷蔵庫プリセット(35W×24時間)は年間約300kWhに相当する平均値です。

電気代が急に上がった原因は、何が考えられますか?

まず検針票で「使用量(kWh)」と「単価」のどちらが増えたかを確認します。使用量が増えていれば、季節の変わり目のエアコンや暖房器具、在宅時間の増加、新しく増えた家電、冷蔵庫やエアコンの経年劣化・フィルターの目詰まりなどが考えられます。使用量が変わらないのに金額が増えた場合は、燃料費調整額の上昇、再エネ賦課金の改定、国の補助(激変緩和措置)の終了、料金プランの改定などが原因です。検針期間の日数が前月より多いだけで金額が増えることもあります。

オール電化の家では、どう考えればよいですか?

オール電化向けのプランは、夜間の単価が安く、日中の単価が高い時間帯別料金になっているのが一般的です。そのため本ツールの単価は、その家電を使う時間帯の単価に合わせて変えて計算してください。たとえばエコキュートや食器洗い乾燥機、洗濯乾燥機は夜間の安い単価で、日中に使うエアコンや調理家電は高い単価で計算すると実態に近づきます。単価は電力会社の契約内容のページやマイページで確認できます。

ご利用にあたって・免責事項

本ツールは、入力された消費電力(W)・使用時間・使用日数・電力量料金の単価から、家電の電気代の概算を行うものです。初期値の単価31円/kWhは全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(2022年7月改定)、プリセットの消費電力と使用時間は一般的な製品・使い方の一例(2026年時点)であり、機種・設定・季節・住環境によって実際の値は大きく異なります。基本料金、3段階料金の段階差、燃料費調整額や再エネ賦課金の月ごとの変動、時間帯別料金、インバーター機器の消費電力の変動などは簡略化しています。計算結果は参考情報であり、実際の電気料金を保証するものではありません。

電気料金の単価や制度は改定されることがあります。最終的なご判断は、ご契約の電力会社の最新の料金表・検針票、家電メーカーのカタログや取扱説明書などでご確認ください。本サイトの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。

最終更新日:2026年9月19日