生涯費用の内訳
日々の費用 + 医療費 + 保険料
フード・予防医療・トリミング・日用品・ホテルやしつけなどの「日々の費用」は、種類と体の大きさでおおよそ決まります。アニコム損保の調査では犬が年間約36万円、猫が約17万円で、体が大きいほどフード代や薬代がかさみ、小型犬はトリミング代の比率が高くなる傾向があります。
ペット
犬・猫の種類と年齢を入れるだけで、これから一生にかかる費用の目安と、ペット保険の保険料と補償のバランスがわかります。
これから犬や猫を迎える方、いま一緒に暮らしている方の家計の計画づくりに。入力内容はお使いのブラウザ内でのみ計算され、サーバーには送信されません。
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これからかかる生涯費用の目安
—万円
保険料を含む、現在の年齢から想定寿命までの合計(1万円単位の概算)
保険料を除いた費用 —
年平均 —/月平均 —
現在の年齢が想定寿命以上になっています。想定寿命を現在の年齢より大きくすると、これからの費用を計算できます。
知っておきたい
犬や猫と暮らす費用は、毎年ほぼ一定にかかる「日々の費用」と、年齢とともに増えていく「医療費」、そして万が一に備える「保険料」の3つに分けて考えると見通しが立てやすくなります。本シミュレーターもこの3つの積み上げで生涯費用を計算しています。
日々の費用 + 医療費 + 保険料
フード・予防医療・トリミング・日用品・ホテルやしつけなどの「日々の費用」は、種類と体の大きさでおおよそ決まります。アニコム損保の調査では犬が年間約36万円、猫が約17万円で、体が大きいほどフード代や薬代がかさみ、小型犬はトリミング代の比率が高くなる傾向があります。
治療費 = 基準額 × 年齢係数(1.0〜2.5)
7歳前後からのシニア期には、心臓病・腎臓病・関節炎などの慢性疾患、歯周病による歯科処置、腫瘍の発見が増え、通院の回数も検査の項目も多くなります。「家庭どうぶつ白書」でも年齢が上がるほど診療費が増える傾向が示されており、本ツールでは7歳で1.5倍、10歳で2倍、13歳以降は2.5倍と段階的に増やして計算します。
補償見込み額 = 想定治療費 × 補償割合
ペット保険は、かかった治療費のうち補償割合(50%・70%など)の分を保険会社が負担する仕組みです。平均的な治療費だけで比べると保険料総額のほうが多くなりやすいのは、保険が「平均」ではなく「高額な出費」に備えるものだからです。本ツールでは両方を並べて、差額を確認できるようにしています。
生涯費用 = Σ(現在の年齢〜想定寿命−1)[ 日々の費用 + 治療費の基準額 × 年齢係数 + 月額保険料 × 12 × 1.04経過年数 ](+ 初期費用)
年齢係数は0〜6歳を1.0、7〜9歳を1.5、10〜12歳を2.0、13歳以降を2.5としています。保険料の年齢上昇を「一定」にした場合は、月額保険料 × 12 を毎年そのまま足し合わせます。補償見込み額は、この期間の治療費の合計に補償割合をかけたもので、免責金額・年間や1日あたりの限度額・補償対象外の治療(予防医療、去勢避妊、既往症など)は考慮していない簡略化した値です。実際の給付は契約の条件で決まります。
ざっくり確認
0歳から想定寿命までを、初期値の年間費用で計算した概算です。
| 種類 | 想定寿命 | 生涯費用 (保険なし) |
年平均 (保険なし) |
保険料総額 (70%・年4%上昇) |
補償見込み額 (治療費×70%) |
生涯費用 (保険あり) |
|---|
※ 初期費用・生体価格は含みません。年間費用の初期値は、アニコム損保「ペットにかける年間支出調査(2023)」を参考にした目安で、ご家庭の実際とは異なります。高額な治療が一度あるだけで数十万円が上乗せされるため、上のシミュレーターで前提を変えながらご確認ください。
| 年齢 | ライフステージ | 治療費の係数 | 主な傾向 |
|---|---|---|---|
| 0〜6歳 | 子犬・子猫〜成犬・成猫 | 1.0倍 | 誤飲・下痢・皮膚トラブルなど急性の病気が中心 |
| 7〜9歳 | シニア期のはじまり | 1.5倍 | 歯周病・関節炎・体重管理、健診の項目が増える |
| 10〜12歳 | シニア期 | 2.0倍 | 心臓病・腎臓病・ホルモンの病気など慢性疾患の通院 |
| 13歳〜 | ハイシニア期 | 2.5倍 | 複数の持病の管理、腫瘍、介護用品や通院回数の増加 |
※ 係数は「家庭どうぶつ白書」などで示される、年齢とともに診療費が増える傾向を単純化したものです。個体差が大きく、若いうちに大きな病気をすることも、高齢でも元気に過ごすこともあります。
迎える前に・迎えてから
生涯費用の大半は毎年の積み重ねですが、迎え入れの初年度だけはまとまった出費があります。あわせて、日々の費用を無理なく抑えるための考え方も整理しました。
初年度に一度だけかかるもの
犬の場合はお住まいの市区町村への畜犬登録と狂犬病予防注射が法律で義務づけられており、登録手数料と注射済票の交付を合わせて数千円かかります。犬・猫ともに、混合ワクチンは子犬・子猫の時期に2〜3回の接種が必要で、1回あたり数千円から1万円前後が目安です。去勢・避妊手術は病院や体格で幅がありますが、猫で2万〜5万円、犬で3万〜8万円程度が一般的といわれます。
本ツールの「初期費用を含める」では、これらをまとめて犬12万円・猫7万円の目安として加算します。ペットショップやブリーダーからの購入費、保護団体への譲渡費用といった生体価格は含めていません。
「削る」より「先回りする」
同じ品目でも、地域や病院、フードのグレードによって金額は大きく変わります。本ツールの初期値は全国的な平均像から置いた目安ですので、実際の見積もりや過去1年分のレシートをもとに書き換えると、ご家庭に近い結果になります。
中立的に比べる
ペット保険に入るかどうかは、家計や考え方によって答えが変わります。ここでは特定の商品をすすめるのではなく、どの商品を比べるときにも共通する見方を整理しました。
「何割戻るか」だけでは決まらない
入るとき・続けるときの条件
「自分で積み立てる」という選択
保険に入らない、または補償の薄い商品にする代わりに、ペット専用の口座や封筒に毎月一定額を積み立てる方法があります。たとえば月5,000円を10年続けると60万円になり、骨折や腫瘍の手術など多くの高額治療をカバーできる規模になります。使わなければそのまま残る点が保険との大きな違いです。
一方で、迎えて間もない時期に大きな病気やけがをすると、積立が間に合わないという弱点があります。若いうちは保険で備え、貯金が育ってきたら補償を見直す、という組み合わせ方も考えられます。
一般的な傾向として
大型犬は股関節や膝、靭帯などの関節のトラブルが多く、手術になると体が大きい分だけ麻酔や薬の量も増え、費用が高くなりがちです。フレンチ・ブルドッグやパグ、ペルシャなどの短頭種は呼吸器や皮膚、目の病気に注意が必要です。ダックスフンドは椎間板ヘルニア、キャバリアは心臓病、猫ではスコティッシュ・フォールドの骨軟骨異形成や、メインクーンの心筋症など、純血種には遺伝的にかかりやすい病気が知られています。
迎える前にその種類に多い病気を調べておくと、保険の補償内容の優先順位や、貯金の目標額を決めるときの参考になります。詳しくは獣医師に相談してください。
本ページの保険に関する記述は、一般的な仕組みを説明する情報であり、特定の保険会社・保険商品の推奨や、保険の勧誘・募集を目的とするものではありません。契約にあたっては、各商品の重要事項説明書・約款を必ずご確認ください。
結果を見るときに
一律の正解はありません。平均的な治療費だけを見ると、支払う保険料の総額のほうが受け取る補償より多くなりやすい一方で、保険は手術や入院で数十万円かかる場面に備える仕組みです。まとまった出費を貯金で受け止められるか、月々の固定費として保険料を払い続けられるかを、ご家庭の家計と照らして考えることをおすすめします。本ツールは特定の保険への加入をすすめるものではありません。
多くの保険には新規加入できる年齢の上限があり、8歳〜12歳程度までとする商品が一般的です。また、加入時点で治療中の病気や既往症は補償の対象外になることが多いため、検討するなら健康な若いうちに比較するほうが選択肢は広くなります。高齢のペットでも加入できる商品はありますが、保険料や条件は商品によって大きく異なります。
補償割合が高いほど自己負担は減りますが、保険料も高くなります。本ツールで両方を切り替えて、保険料総額と補償見込み額の差がどう変わるかを見比べてみてください。高額な治療のときに自己負担をどこまで抑えたいか、その分の保険料を毎月払い続けられるかが判断の軸になります。免責金額や限度額の条件も含めて比べることが大切です。
猫は体が小さくフードの量が少ないこと、完全室内飼いが多く狂犬病予防注射やフィラリア予防の負担が小さいこと、トリミングをほとんど必要としないことが主な理由です。アニコム損保の調査でも、年間支出は犬が約36万円、猫が約17万円と2倍ほどの差があります。ただし腎臓病など猫に多い病気の通院が続くと、シニア期の医療費は犬と大きく変わらないこともあります。
一般的な目安として、骨折の手術で20万〜40万円、腫瘍の手術や抗がん剤治療で30万〜60万円、異物誤飲の開腹手術で15万〜30万円、慢性腎臓病の通院で年10万〜20万円程度がかかるといわれています。動物医療は自由診療のため、病院や地域、治療方針によって金額は大きく変わります。事前に見積もりを確認し、獣医師と相談しながら進めることが大切です。
多くの商品は年齢とともに保険料が上がる設計で、若いうちは安く、シニア期に高くなります。上がり方は商品によって異なり、毎年少しずつ上がるもの、数年ごとに段階的に上がるもの、一定年齢以降は据え置きのものなどがあります。本ツールでは「年4%ずつ上昇」を簡略化した前提として置いていますので、検討中の商品の保険料表で実際の推移を確認してください。
本シミュレーターは、2026年時点で公開されている調査(アニコム損保「ペットにかける年間支出調査(2023)」「家庭どうぶつ白書」など)を参考に置いた目安の金額と、年齢係数・保険料の年4%上昇といった簡略化した前提で、犬・猫の生涯費用を概算するものです。免責金額・限度額・補償対象外の治療・個体差・地域差・物価の変動は考慮していません。計算結果は参考情報であり、実際にかかる費用や保険の給付額を保証するものではありません。
本ページの保険に関する記述は一般的な情報の提供を目的としたものであり、特定の保険商品の推奨、保険の勧誘・募集にはあたりません。健康や治療に関することは獣医師に、保険や家計に関することは各保険会社の重要事項説明書やファイナンシャルプランナーなどの専門家にご確認ください。本サイトの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。
最終更新日:2026年9月19日