ペット

ペットの生涯費用・保険シミュレーター

犬・猫の種類と年齢を入れるだけで、これから一生にかかる費用の目安と、ペット保険の保険料と補償のバランスがわかります。

これから犬や猫を迎える方、いま一緒に暮らしている方の家計の計画づくりに。入力内容はお使いのブラウザ内でのみ計算され、サーバーには送信されません。

まずは、ここから。

生涯費用と保険を計算する

入力すると、結果が自動で更新されます。

基本の情報

種類を選ぶと、寿命・年間費用・保険料の目安が自動で入ります。あとから自由に書き換えられます。

種類

小型はおおむね10kg未満、中型は10〜25kg、大型は25kg以上を目安にお選びください。

これから迎える場合は0歳のままで。想定寿命の初期値は、アニコム「家庭どうぶつ白書」で犬の平均寿命が約14歳、猫が約14〜15歳程度とされていることを参考に、小型犬15歳・中型犬14歳・大型犬13歳・猫16歳を目安として置いています。

年間費用(円/年)

アニコム損保「ペットにかける年間支出調査(2023)」で犬 約36万円/年・猫 約17万円/年という結果を参考に配分した目安です。ご家庭の実際に合わせて書き換えてください。

ワクチン・フィラリア・ノミダニ予防・健康診断

若い時期の金額。年齢に応じて最大2.5倍まで自動で増やします

トイレ用品・ケア用品・おもちゃなど

ペットホテル・しつけ教室など(保険料は除く)

書き換えた項目は、種類を切り替えても保持されます。

ペット保険

保険料と補償の前提です。特定の商品ではなく、一般的な水準の例として置いています。

ペット保険に
円/月

現在の年齢で加入したときの月額。種類ごとの目安(小型3,000円・中型3,500円・大型4,500円・猫2,500円)が入ります。

補償割合
保険料の年齢上昇

多くの商品は年齢とともに保険料が上がります。上がり方は商品で異なるため、簡略化した前提です。

くわしく計算する(任意)

登録・混合ワクチン・去勢避妊手術・ケージやトイレなどの用品の目安です。生体価格(購入費・譲渡費用)は含みません。

計算結果を見る ↓

これからかかる生涯費用の目安

万円

保険料を含む、現在の年齢から想定寿命までの合計(1万円単位の概算)

保険料を除いた費用

年平均 /月平均

フード・おやつ
予防医療
治療・通院
トリミング
日用品
その他
保険料

保険の見方

支払う保険料の総額
想定治療費 × 補償割合(補償見込み額)
差額

年齢別の年間費用の推移を見る
年齢治療費その他保険料合計累計

早見表を見る

知っておきたい

ペットの生涯費用と保険の仕組み

犬や猫と暮らす費用は、毎年ほぼ一定にかかる「日々の費用」と、年齢とともに増えていく「医療費」、そして万が一に備える「保険料」の3つに分けて考えると見通しが立てやすくなります。本シミュレーターもこの3つの積み上げで生涯費用を計算しています。

生涯費用の内訳

日々の費用 + 医療費 + 保険料

フード・予防医療・トリミング・日用品・ホテルやしつけなどの「日々の費用」は、種類と体の大きさでおおよそ決まります。アニコム損保の調査では犬が年間約36万円、猫が約17万円で、体が大きいほどフード代や薬代がかさみ、小型犬はトリミング代の比率が高くなる傾向があります。

年齢で医療費が増える理由

治療費 = 基準額 × 年齢係数(1.0〜2.5)

7歳前後からのシニア期には、心臓病・腎臓病・関節炎などの慢性疾患、歯周病による歯科処置、腫瘍の発見が増え、通院の回数も検査の項目も多くなります。「家庭どうぶつ白書」でも年齢が上がるほど診療費が増える傾向が示されており、本ツールでは7歳で1.5倍、10歳で2倍、13歳以降は2.5倍と段階的に増やして計算します。

保険料と補償の考え方

補償見込み額 = 想定治療費 × 補償割合

ペット保険は、かかった治療費のうち補償割合(50%・70%など)の分を保険会社が負担する仕組みです。平均的な治療費だけで比べると保険料総額のほうが多くなりやすいのは、保険が「平均」ではなく「高額な出費」に備えるものだからです。本ツールでは両方を並べて、差額を確認できるようにしています。

生涯費用の計算式

生涯費用 = Σ(現在の年齢〜想定寿命−1)[ 日々の費用 + 治療費の基準額 × 年齢係数 + 月額保険料 × 12 × 1.04経過年数 ](+ 初期費用)

年齢係数は0〜6歳を1.0、7〜9歳を1.5、10〜12歳を2.0、13歳以降を2.5としています。保険料の年齢上昇を「一定」にした場合は、月額保険料 × 12 を毎年そのまま足し合わせます。補償見込み額は、この期間の治療費の合計に補償割合をかけたもので、免責金額・年間や1日あたりの限度額・補償対象外の治療(予防医療、去勢避妊、既往症など)は考慮していない簡略化した値です。実際の給付は契約の条件で決まります。

ざっくり確認

犬・猫の種類別 生涯費用の早見表

0歳から想定寿命までを、初期値の年間費用で計算した概算です。

種類 想定寿命 生涯費用
(保険なし)
年平均
(保険なし)
保険料総額
(70%・年4%上昇)
補償見込み額
(治療費×70%)
生涯費用
(保険あり)

※ 初期費用・生体価格は含みません。年間費用の初期値は、アニコム損保「ペットにかける年間支出調査(2023)」を参考にした目安で、ご家庭の実際とは異なります。高額な治療が一度あるだけで数十万円が上乗せされるため、上のシミュレーターで前提を変えながらご確認ください。

年齢別の治療費の係数(本ツールの前提)

年齢ライフステージ治療費の係数主な傾向
0〜6歳子犬・子猫〜成犬・成猫1.0倍誤飲・下痢・皮膚トラブルなど急性の病気が中心
7〜9歳シニア期のはじまり1.5倍歯周病・関節炎・体重管理、健診の項目が増える
10〜12歳シニア期2.0倍心臓病・腎臓病・ホルモンの病気など慢性疾患の通院
13歳〜ハイシニア期2.5倍複数の持病の管理、腫瘍、介護用品や通院回数の増加

※ 係数は「家庭どうぶつ白書」などで示される、年齢とともに診療費が増える傾向を単純化したものです。個体差が大きく、若いうちに大きな病気をすることも、高齢でも元気に過ごすこともあります。

迎える前に・迎えてから

初期費用と、費用を抑えながら質を保つコツ

生涯費用の大半は毎年の積み重ねですが、迎え入れの初年度だけはまとまった出費があります。あわせて、日々の費用を無理なく抑えるための考え方も整理しました。

迎え入れ時の初期費用

初年度に一度だけかかるもの

犬の場合はお住まいの市区町村への畜犬登録と狂犬病予防注射が法律で義務づけられており、登録手数料と注射済票の交付を合わせて数千円かかります。犬・猫ともに、混合ワクチンは子犬・子猫の時期に2〜3回の接種が必要で、1回あたり数千円から1万円前後が目安です。去勢・避妊手術は病院や体格で幅がありますが、猫で2万〜5万円、犬で3万〜8万円程度が一般的といわれます。

  • ケージ・サークル、ベッド、トイレ、食器、キャリーバッグなどの用品:合計で2万〜5万円程度
  • マイクロチップの装着・登録(2022年6月以降、販売される犬猫は装着が義務化)
  • 健康診断や便検査、ノミダニ駆除など、迎えた直後の初回受診

本ツールの「初期費用を含める」では、これらをまとめて犬12万円・猫7万円の目安として加算します。ペットショップやブリーダーからの購入費、保護団体への譲渡費用といった生体価格は含めていません。

費用を抑えつつ、質を落とさないコツ

「削る」より「先回りする」

  • 予防でシニア期の治療費を抑える。ワクチン・フィラリア・ノミダニ予防と年1〜2回の健康診断は、病気を早期に見つけて重症化を防ぐ「投資」です。歯みがきの習慣は、全身麻酔が必要な歯石除去や抜歯を減らすことにつながります。
  • 体重管理を続ける。肥満は関節炎・糖尿病・心臓への負担を増やします。適正体重を保つことは、フード代の節約と医療費の抑制の両方に効きます。
  • フードや消耗品はまとめ買い・定期便を活用する。ただし開封後の酸化や賞味期限を考え、体格に合った量で。
  • 自宅ケアを覚える。爪切り・耳掃除・ブラッシング・部分的なシャンプーを自宅でできるようになると、トリミング代の一部を抑えられます。犬種によってはカットは専門家に任せ、間の手入れだけ自宅で行うのが現実的です。
  • かかりつけの獣医師を持つ。日ごろの様子を知っている病院があると、必要な検査の見極めがしやすく、夜間救急に頼る場面も減らせます。

同じ品目でも、地域や病院、フードのグレードによって金額は大きく変わります。本ツールの初期値は全国的な平均像から置いた目安ですので、実際の見積もりや過去1年分のレシートをもとに書き換えると、ご家庭に近い結果になります。

中立的に比べる

ペット保険を検討するときの観点と、保険以外の備え

ペット保険に入るかどうかは、家計や考え方によって答えが変わります。ここでは特定の商品をすすめるのではなく、どの商品を比べるときにも共通する見方を整理しました。

補償内容で見るポイント

「何割戻るか」だけでは決まらない

  • 補償割合:50%・70%・90%など。高いほど自己負担は減りますが、保険料も上がります。
  • 年間・1日あたりの限度額と回数:通院は1日いくらまで、年に何回まで、手術は1回いくらまで、といった上限があります。高額治療への備えとして考えるなら、手術・入院の限度額が重要です。
  • 免責金額:1回の治療につき数千円までは自己負担、という設定があると、少額の通院ではほとんど給付されません。その代わり保険料は抑えられます。
  • 通院補償の有無:手術・入院のみを補償する商品は保険料が安く、通院も対象にする商品は幅広い代わりに高めです。慢性疾患の通院が長く続くシニア期をどう考えるかで向き不向きが分かれます。
  • 補償対象外の項目:予防医療・去勢避妊・健康診断・歯科の一部・先天性疾患などは多くの商品で対象外です。

加入条件・更新で見るポイント

入るとき・続けるときの条件

  • 加入できる年齢:新規加入は8〜12歳程度までとする商品が多く、高齢になってからは選択肢が狭くなります。
  • 既往症・現在の健康状態:加入時に治療中の病気や過去の病気は、補償対象外や加入不可の条件になることがあります。告知は正確に行う必要があります。
  • 待機期間:加入直後の一定期間(例:30日、がんは90日など)は補償されない商品があります。
  • 更新時の条件:終身で更新できるか、病気をしたあとに更新を断られたり、その病気が対象外になったりしないかは、長く続けるうえで大切な点です。
  • 保険料の推移:年齢とともにどう上がるか、保険料表で10歳・13歳時点の金額まで確認しておくと、シニア期に払い続けられるかを判断できます。

保険以外の備え:ペット用の貯金

「自分で積み立てる」という選択

保険に入らない、または補償の薄い商品にする代わりに、ペット専用の口座や封筒に毎月一定額を積み立てる方法があります。たとえば月5,000円を10年続けると60万円になり、骨折や腫瘍の手術など多くの高額治療をカバーできる規模になります。使わなければそのまま残る点が保険との大きな違いです。

一方で、迎えて間もない時期に大きな病気やけがをすると、積立が間に合わないという弱点があります。若いうちは保険で備え、貯金が育ってきたら補償を見直す、という組み合わせ方も考えられます。

犬種・猫種で違う費用の傾向

一般的な傾向として

大型犬は股関節や膝、靭帯などの関節のトラブルが多く、手術になると体が大きい分だけ麻酔や薬の量も増え、費用が高くなりがちです。フレンチ・ブルドッグやパグ、ペルシャなどの短頭種は呼吸器や皮膚、目の病気に注意が必要です。ダックスフンドは椎間板ヘルニア、キャバリアは心臓病、猫ではスコティッシュ・フォールドの骨軟骨異形成や、メインクーンの心筋症など、純血種には遺伝的にかかりやすい病気が知られています。

迎える前にその種類に多い病気を調べておくと、保険の補償内容の優先順位や、貯金の目標額を決めるときの参考になります。詳しくは獣医師に相談してください。

本ページの保険に関する記述は、一般的な仕組みを説明する情報であり、特定の保険会社・保険商品の推奨や、保険の勧誘・募集を目的とするものではありません。契約にあたっては、各商品の重要事項説明書・約款を必ずご確認ください。

結果を見るときに

計算結果を使うときの注意点

よくあるご質問

ペット保険には入るべきですか?

一律の正解はありません。平均的な治療費だけを見ると、支払う保険料の総額のほうが受け取る補償より多くなりやすい一方で、保険は手術や入院で数十万円かかる場面に備える仕組みです。まとまった出費を貯金で受け止められるか、月々の固定費として保険料を払い続けられるかを、ご家庭の家計と照らして考えることをおすすめします。本ツールは特定の保険への加入をすすめるものではありません。

ペット保険は何歳までに入ればよいですか?

多くの保険には新規加入できる年齢の上限があり、8歳〜12歳程度までとする商品が一般的です。また、加入時点で治療中の病気や既往症は補償の対象外になることが多いため、検討するなら健康な若いうちに比較するほうが選択肢は広くなります。高齢のペットでも加入できる商品はありますが、保険料や条件は商品によって大きく異なります。

補償割合は50%と70%のどちらを選べばよいですか?

補償割合が高いほど自己負担は減りますが、保険料も高くなります。本ツールで両方を切り替えて、保険料総額と補償見込み額の差がどう変わるかを見比べてみてください。高額な治療のときに自己負担をどこまで抑えたいか、その分の保険料を毎月払い続けられるかが判断の軸になります。免責金額や限度額の条件も含めて比べることが大切です。

猫の費用が犬より低いのはなぜですか?

猫は体が小さくフードの量が少ないこと、完全室内飼いが多く狂犬病予防注射やフィラリア予防の負担が小さいこと、トリミングをほとんど必要としないことが主な理由です。アニコム損保の調査でも、年間支出は犬が約36万円、猫が約17万円と2倍ほどの差があります。ただし腎臓病など猫に多い病気の通院が続くと、シニア期の医療費は犬と大きく変わらないこともあります。

高額になりやすい治療にはどんなものがありますか?

一般的な目安として、骨折の手術で20万〜40万円、腫瘍の手術や抗がん剤治療で30万〜60万円、異物誤飲の開腹手術で15万〜30万円、慢性腎臓病の通院で年10万〜20万円程度がかかるといわれています。動物医療は自由診療のため、病院や地域、治療方針によって金額は大きく変わります。事前に見積もりを確認し、獣医師と相談しながら進めることが大切です。

ペット保険の保険料は毎年上がりますか?

多くの商品は年齢とともに保険料が上がる設計で、若いうちは安く、シニア期に高くなります。上がり方は商品によって異なり、毎年少しずつ上がるもの、数年ごとに段階的に上がるもの、一定年齢以降は据え置きのものなどがあります。本ツールでは「年4%ずつ上昇」を簡略化した前提として置いていますので、検討中の商品の保険料表で実際の推移を確認してください。

ご利用にあたって・免責事項

本シミュレーターは、2026年時点で公開されている調査(アニコム損保「ペットにかける年間支出調査(2023)」「家庭どうぶつ白書」など)を参考に置いた目安の金額と、年齢係数・保険料の年4%上昇といった簡略化した前提で、犬・猫の生涯費用を概算するものです。免責金額・限度額・補償対象外の治療・個体差・地域差・物価の変動は考慮していません。計算結果は参考情報であり、実際にかかる費用や保険の給付額を保証するものではありません。

本ページの保険に関する記述は一般的な情報の提供を目的としたものであり、特定の保険商品の推奨、保険の勧誘・募集にはあたりません。健康や治療に関することは獣医師に、保険や家計に関することは各保険会社の重要事項説明書やファイナンシャルプランナーなどの専門家にご確認ください。本サイトの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。

最終更新日:2026年9月19日