ペット

犬の年齢換算・ごはん量計算

愛犬の年齢と体重を入れるだけで、人間に換算した年齢と、1日に必要なカロリー・フード量の目安がすぐにわかります。

小型犬から大型犬まで、子犬からシニア犬まで対応しています。入力内容はお使いのブラウザ内でのみ計算され、サーバーには送信されません。

犬の年齢を人間に換算すると、1歳で約15歳、2歳で約24歳になり、その後は小型・中型犬で1年に4歳、大型犬で1年に7歳ずつ年を重ねると考えられています。

まずは、ここから。

年齢と1日のごはん量を計算する

入力すると、結果が自動で更新されます。

愛犬の情報

わかる範囲で入力してください。体重は直近に測った値が目安になります。

年齢

誕生日がわからない場合は、動物病院や保護団体から聞いた推定年齢で構いません。

体格

年齢換算とシニア期の判定に使います。成犬時の体格で選んでください(子犬は、成長後に見込まれる体格で選びます)。

kg

現在の体重です。太り気味の場合も現在の体重で計算し、「太り気味・体重維持」や「減量中」の状態を選ぶと係数で調整されます。

獣医栄養学で一般的に使われる係数です。当てはまるものがいくつかある場合は、いちばん優先したい状態を選んでください。

フードに合わせて計算する(任意)
kcal

パッケージの「代謝エネルギー」「ME」の欄に書かれています。ドライフードは100gあたり320〜400kcal程度が一般的です。

1日の食事回数

成犬は2回、子犬は3〜4回に分けるのが一般的です。

%

1日の総カロリーのうち、おやつに使う割合です。おやつは総カロリーの10%が上限の目安とされているため、0〜10%で入力できます。

計算結果を見る ↓

人間に換算すると

一般的な換算表(小型・中型犬は1歳=15歳、2歳=24歳、以降1年=4歳)による目安です。

1日に必要なカロリー(DER)安静時(RER) —
1日のフード量1回あたり —
おやつの上限総カロリーの —
参考:UCSDの式16×ln(年齢)+31(1歳以上)

計算の内訳を見る
犬の年齢
人間換算年齢換算表・月齢は線形補間
安静時エネルギー要求量(RER)70 × 体重(kg)0.75
係数状態に応じた倍率
1日のエネルギー要求量(DER)RER × 係数
おやつ分を除いたカロリー
フードのカロリー
1日のフード量

早見表を見る

知っておきたい

犬の年齢換算とカロリー計算の仕組み

「犬の1年は人間の7年」とよく言われますが、実際には成長の速さも老化の速さも一定ではなく、体格によっても違います。ごはんの量も同じで、体重に単純に比例するのではなく、代謝の性質に合わせた計算式が使われています。

年齢換算の考え方

1歳=15歳・2歳=24歳・以降+4歳/年

犬は最初の1年で人間の十代半ばに相当するまで一気に成長し、2歳で成人に達します。その後は1年ごとに小型・中型犬で4歳分、大型犬で7歳分ずつ年を重ねると考えるのが一般的な換算表です。小型犬は長生きしやすく、大型犬は早く老いる傾向を反映しています。本ツールでは月齢の分を線形に補間しています。

RERとDER(1日に必要なカロリー)

RER = 70 × 体重(kg)0.75

RER(安静時エネルギー要求量)は、じっとしていても生命維持に必要なカロリーで、獣医栄養学で広く使われる一般式です。体重の0.75乗に比例するため、体重が2倍になってもカロリーは2倍にはなりません。これに年齢・避妊去勢・活動量に応じた係数をかけたものがDER(1日のエネルギー要求量)です。

フード量への換算

フード量(g) = DER ÷ フードのkcal/100g × 100

DERを、与えるフードの100gあたりのカロリーで割ると、1日に与えるグラム数がわかります。おやつを与える場合は、その分のカロリーをDERから差し引いてからフード量を計算します。1回あたりの量は、1日の量を食事回数で割った値です。

1日のフード量の計算式

DER(kcal/日)= 70 × 体重(kg)0.75 × 係数

1日のフード量(g) = DER × (1 − おやつの割合) ÷ フードのカロリー(kcal/100g) × 100

係数は、子犬(4か月未満)3.0、子犬(4か月〜1歳)2.0、避妊去勢していない成犬 1.8、避妊去勢済みの成犬 1.6、太り気味・体重維持 1.2、減量中 1.0、シニア 1.4、活動的な犬 2.0 を使っています。あくまで平均的な目安で、同じ条件でも個体差で2割程度の幅があります。参考として表示しているUCSDの式(16×ln(年齢)+31)は、2020年にカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究グループがラブラドール・レトリーバーのDNAメチル化の変化から導いたもので、若いうちは換算年齢が高めに、高齢になるとゆるやかに出る特徴があります。

ざっくり確認

犬の年齢換算表と体重別カロリー早見表

上の計算ツールと同じ式で作成しています。

年齢換算表(人間の年齢に換算)

犬の年齢 小型犬・中型犬
(人間の年齢)
大型犬
(人間の年齢)
参考:UCSDの式
(16×ln(年齢)+31)

※ シニア期の目安は小型・中型犬で7歳〜、大型犬で5歳〜、高齢期は小型・中型犬で11歳〜、大型犬で8歳〜としています。犬種や個体によって差があります。

体重別 1日のカロリーとフード量の早見表

体重 RER
(kcal/日)
避妊去勢済み成犬
係数 1.6
避妊去勢していない成犬
係数 1.8
シニア
係数 1.4
kcal/日フード g/日 kcal/日フード g/日 kcal/日フード g/日

※ フード量は100gあたり350kcalのドライフードで、おやつなしの場合です。お使いのフードのカロリーや、おやつの分は上の計算ツールで調整してください。

ごはんの量を決めるときに

パッケージの給与量との違いと、体型の見方

計算結果は「出発点」です。実際に与える量は、パッケージの表示や計算値をもとに、愛犬の体型と体重の変化を見ながら調整していきます。

パッケージの給与量表示との違い

どちらも平均的な犬を想定した目安です

ドッグフードのパッケージに書かれた給与量は、メーカーがそのフードのカロリーと、平均的な体型・活動量の犬を想定して計算した目安です。本ツールの計算値と多少ずれることがありますが、どちらかが間違っているわけではなく、前提とする係数が違うためです。

同じ体重でも、避妊去勢の有無・年齢・運動量・室内飼いか屋外で活動が多いかで、必要なカロリーは1〜2割ほど変わります。まずは表示か計算値のどちらかで始め、2〜4週間ごとに体重を測って、増えていれば1割減らす、減っていれば1割増やす、というように少しずつ調整するのが基本です。

フードを切り替えるときは7〜10日かけて

急な変更はお腹をこわす原因になります

フードの種類を変えるときは、いきなり全部を入れ替えず、今までのフードに新しいフードを少しずつ混ぜて、7〜10日ほどかけて移行します。目安として、最初の2〜3日は新しいフードを25%、次の2〜3日は50%、その次は75%、最後に100%という段階を踏むと、消化器への負担を抑えられます。

新旧のフードでカロリーが違う場合は、移行の途中もこのツールで「フードのカロリー」を変えて、1日の総量を見直しておくと安心です。切り替え中に軟便や嘔吐が続くときは、いったん前の段階に戻し、改善しなければ獣医師に相談してください。

ボディコンディションスコア(BCS)で体型を確認する

BCSは、犬の体型を見た目と触った感触で5段階に評価する方法です。理想は真ん中の「BCS3」で、体重の数字よりも、この体型を保てているかどうかを基準にごはんの量を調整します。

触って確認するコツ:手の甲を軽く握ったときの指のつけ根の骨の感触が「理想的」な肋骨の触り心地の目安です。手のひら側(骨が触りにくい)なら太り気味、指の関節そのもの(骨がごつごつ当たる)なら痩せ気味と考えます。被毛が厚い犬種は、見た目より触った感触を優先してください。

ライフステージ別

子犬・成犬・シニア犬の食事のポイント

同じ体重でも、成長期・維持期・シニア期では必要な栄養もカロリーも違います。年齢の節目ごとに、量と回数、フードの種類を見直しましょう。

子犬(〜1歳)

成長に合わせて2〜3週間ごとに見直す

  • 体重あたりの必要カロリーは成犬の2〜3倍。生後4か月ごろまでは係数3.0、その後1歳ごろまでは2.0が目安です
  • 一度にたくさん食べられないため、4か月までは1日3〜4回、その後は3回に分けます
  • 成長期用(パピー用・全年齢用)の総合栄養食を選び、体重の増え方を見ながら量を増やしていきます
  • 大型犬の子犬は、急激に太らせると関節に負担がかかるため、太らせすぎないことが大切です

成犬(1〜7歳ごろ)

体型維持が目標。避妊去勢後は1〜2割減らす

  • 成犬用の総合栄養食を1日2回に分けて与えるのが基本です
  • 避妊・去勢後は太りやすくなるため、係数を1.8から1.6に下げ、体重の変化を見て調整します
  • 散歩が長い、ドッグスポーツをしているなど運動量が多い犬は係数2.0前後になることもあります
  • 月に1回は体重を測り、BCSと合わせて記録しておくと、シニア期の変化にも気づきやすくなります

シニア犬(7歳ごろ〜)

代謝が落ちる一方、筋肉を保つたんぱく質は必要

  • 活動量が減り代謝も落ちるため、係数は1.4前後が目安。ただし痩せてくる犬もいるので、体重と体型を優先します
  • 筋肉の維持に良質なたんぱく質は引き続き必要です。腎臓や心臓の病気がある場合は、獣医師の指示する療法食を優先してください
  • 歯が弱くなったら、ふやかす・ウェットフードを混ぜるなど、食べやすさを工夫します
  • 食欲や飲水量の急な変化は病気のサインのことがあります。年1〜2回の健康診断とあわせて、日々の様子を記録しておきましょう

水の目安:犬が1日に必要とする水分量は、体重1kgあたり50〜60ml程度(5kgなら250〜300ml、20kgなら1〜1.2L)とされています。ドライフード中心の場合は水からとる割合が増えます。いつでも新鮮な水が飲めるようにし、気温が高い日や運動後は多めに用意してください。飲む量が急に増えた・減ったときは、獣医師に相談しましょう。

使うまえに

計算結果を使うときの注意点

よくあるご質問

フードのパッケージに書かれた給与量と計算結果が違うのはなぜですか?

パッケージの給与量は、メーカーが平均的な体型・活動量の犬を想定して算出した目安で、計算の前提となる係数が本ツールと異なる場合があります。また、同じ体重でも避妊去勢の有無や年齢、運動量で必要なカロリーは1〜2割ほど変わります。どちらも出発点の目安と考え、実際の体重と体型の変化を見ながら量を調整してください。

避妊・去勢をすると、なぜごはんの量を減らすのですか?

避妊・去勢後は性ホルモンの影響で基礎代謝がやや下がり、食欲は増える傾向があるため、同じ量を与え続けると太りやすくなります。獣医栄養学では手術後の成犬の係数を1.6前後(未手術は1.8前後)とするのが一般的で、本ツールもこの値を使っています。手術後は体重をこまめに測り、増えてきたら1割ほど減らすのが目安です。

犬は何歳からシニアですか?

一般に小型犬・中型犬は7歳ごろ、大型犬は5〜6歳ごろからシニア期に入るとされ、本ツールもこの区分を使っています。ただし個体差が大きく、見た目や行動の変化(寝る時間が増える、段差をためらう、白髪が増えるなど)のほうが目安になることもあります。7歳を過ぎたら年1〜2回の健康診断を受けると安心です。

おやつはどのくらいまで与えてよいですか?

おやつやトッピングは、1日の総カロリーの10%以内に抑えるのが一般的な目安です。本ツールでは「おやつの割合」を入力すると、その分をフードから差し引いた量と、おやつに使えるカロリーの上限を表示します。しつけで頻繁に使う場合は、フードの粒をおやつ代わりにすると、カロリーの管理が簡単になります。

大型犬の年齢換算が小型犬より早く進むのはなぜですか?

大型犬は成長が早い一方で、体の大きさに比べて臓器や関節への負担が大きく、老化に関わる変化が早く現れる傾向があるためです。平均寿命も小型犬の14〜15歳に対して大型犬は10〜12歳ほどとされ、換算表では2歳以降の1年を小型・中型犬は4歳分、大型犬は7歳分としています。

子犬のごはんは1日に何回に分けるとよいですか?

生後4か月ごろまでは消化器が未発達で一度に多く食べられないため、1日3〜4回に分けるのが目安です。4か月から1歳ごろは3回、成犬になったら2回に移行するのが一般的です。成長期は必要カロリーが大きいので、体重の増え方を見ながら2〜3週間ごとに量を見直してください。

ご利用にあたって・免責事項

本ツールは、一般に公開されている犬の年齢換算表と、獣医栄養学で広く使われる安静時エネルギー要求量(RER=70×体重0.75)・係数によるDERの計算式をもとに、人間換算年齢と1日のカロリー・フード量の概算を行うものです(2026年時点の一般的な基準)。年齢換算の月齢補間、犬種ごとの差、犬の体調・被毛・飼育環境・気温による必要カロリーの違いなどは簡略化しています。計算結果は参考情報であり、個々の犬に適した給与量や健康状態を保証するものではありません。

病気の治療中、妊娠・授乳期、術後、療法食を与えている場合、体重や食欲に急な変化がある場合は、本ツールの結果によらず、かかりつけの獣医師にご相談ください。本サイトの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。

最終更新日:2026年9月19日