暮らしの、ひっかかり。01

夕飯の、いつものひと言。
「夕飯、何がいい?」と聞かれて、「何でもいいよ」と答える。
本当にどれでもうれしい日もあれば、相手の好きなものに合わせたい日もある。同じひと言でも、その中にある気持ちは少しずつ違います。
キムペンとペンタさんの場合は、こんなやりとりになりました。

相手の好きなものも、知りたい。
合わせてもらえるのはうれしい。でも、自分の好きなものが続くと、相手の食べたいものも知りたくなる。
キムペンが聞きたかったのは、ペンタさん自身の「これがいい」でした。

小さな希望を、言葉にしてみる。
「今日は、外食したい」
「今日は、ピザがいい!」
希望を口にすることと、相手に押し通すことは、別のこと。そのひと言があれば、二人で相談するきっかけになります。

本当に、何でもいい日もある。
もちろん、本当に何でもいい日まで、無理に希望をつくる必要はありません。
ただ、食べたいものが浮かんでいるのに、遠慮して引っ込めているなら。今日はひとつ、言ってみてもいいのかもしれません。

「これがいい」も、相手へのやさしさ。
相手に合わせるやさしさも、自分の希望を伝えるやさしさも、あっていい。
次に「何がいい?」と聞かれたら、自分はどうしたいか、少しだけ確かめてみる。夕飯のような小さな選択からなら、始めやすそうです。
「暮らしの、ひっかかり。」は、キムペンとペンタさんの日々のやりとりから、暮らしの小さな気づきを描くPerch Creativeの漫画シリーズです。
12のお話と、自分の言葉で少しだけ書けるワークを一冊にまとめた『暮らしの、ひっかかり。漫画と、小さなワーク。vol.1』(PDF・600円)↗もあります。


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