ペンタさんは、何が食べたい? キムペンとペンタさんが夕飯を相談する、暮らしの、ひっかかり。第1話。

「何でもいいよ」の向こうにある、やさしさと遠慮

暮らしの、ひっかかり。01

漫画の表紙。ペンタさんは、何が食べたい?

夕飯の、いつものひと言。

「夕飯、何がいい?」と聞かれて、「何でもいいよ」と答える。

本当にどれでもうれしい日もあれば、相手の好きなものに合わせたい日もある。同じひと言でも、その中にある気持ちは少しずつ違います。

キムペンとペンタさんの場合は、こんなやりとりになりました。

キムペン「夕飯、何がいい?」。ペンタさん「何でもいいよ。」。キムペン「何でもいいじゃないよ! ペンタさんが好きなものでいいよ!」。

相手の好きなものも、知りたい。

合わせてもらえるのはうれしい。でも、自分の好きなものが続くと、相手の食べたいものも知りたくなる。

キムペンが聞きたかったのは、ペンタさん自身の「これがいい」でした。

キムペン「ペンタさん、ちょっと練習してみて!」。「今日は、外食したい」「今日は、ピザがいい!」と例を挙げる。

小さな希望を、言葉にしてみる。

「今日は、外食したい」
「今日は、ピザがいい!」

希望を口にすることと、相手に押し通すことは、別のこと。そのひと言があれば、二人で相談するきっかけになります。

キムペン「ここ1週間、私が好きなのばっかり食べたじゃん。」。ペンタさん「ごめんごめん。」。

本当に、何でもいい日もある。

もちろん、本当に何でもいい日まで、無理に希望をつくる必要はありません。

ただ、食べたいものが浮かんでいるのに、遠慮して引っ込めているなら。今日はひとつ、言ってみてもいいのかもしれません。

「気をつかうのも、ほどほどに。『これがいい』も、相手へのやさしさ。」。ペンタさんがメニューを選ぶ。

「これがいい」も、相手へのやさしさ。

相手に合わせるやさしさも、自分の希望を伝えるやさしさも、あっていい。

次に「何がいい?」と聞かれたら、自分はどうしたいか、少しだけ確かめてみる。夕飯のような小さな選択からなら、始めやすそうです。

「暮らしの、ひっかかり。」は、キムペンとペンタさんの日々のやりとりから、暮らしの小さな気づきを描くPerch Creativeの漫画シリーズです。

12のお話と、自分の言葉で少しだけ書けるワークを一冊にまとめた『暮らしの、ひっかかり。漫画と、小さなワーク。vol.1』(PDF・600円)↗もあります。

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