暮らしの、ひっかかり。10

楽しい時間にも、帰りどき。
友人たちと同じテーブルを囲んで、話が続く夜。まだ一緒にいたい気持ちと、そろそろ帰りたい気持ちが、同時にあることもあります。

そろそろ、帰ろうか。
にぎやかなテーブルで、キムペンはペンタさんに短いメッセージを見せます。
「そろそろ帰ろうか。」
まずは隣の人に、今の気持ちを伝えてみました。

同じことを、考えていた。
「うん。僕も今、送ろうとしてた。」
ペンタさんも、ちょうど同じところでした。相手はまだいたいかもしれない、と思っていたら、お互いにそう思っていたのかもしれません。

またね、と言って。
「じゃあ、私たちはそろそろ。」
「うん、またね!」
帰り道では、「言えたね。」「うん。眠かったね。」
楽しかった時間を終えて、自分たちの休む時間に戻ります。

楽しい時間も、自分の時間も。
帰ることは、その場が楽しくなかったという意味ではありません。
また会いたい気持ちと、今日は休みたい気持ちは両方あっていい。「今日はここまで」と区切ることで、大切にできる時間もあります。
楽しい集まりで、帰るきっかけはどう作っていますか?
「暮らしの、ひっかかり。」は、キムペンとペンタさんの日々のやりとりから、暮らしの小さな気づきを描くPerch Creativeの漫画シリーズです。

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